こんばんは。
イギリス英語の花柄ITエンジニア プリドー安斎(PAR)です。
あなたは、アントウェルペンへ行ったことがありますか?
アントウェルペンはベルギーの港町で、
チョコレート : 日本にも展開しているDelReY本店があります
ダイヤモンド : 世界中に流通されているダイヤモンドの内のおよそ半分はアントワープで加工・研磨されているもの
ファッション : 王立の美術学校があり、ラフ・シモンズやドリス・ヴァン・ノッテンなどが卒業生
などが有名な街です。
言語によって呼び方が違っていて、
オランダ語 : Antwerpen(アントウェルペン)
フランス語 : Anvers(アンヴェルス)
英語 : Antwerp(アントワープ)
といいます。
ちなみに日本語と英語で呼び方が違う場所や国は結構あって、
フィレンツェ : Florence(フローレンス)
トリノ : Turin(チューリン)
ウィーン : Vienna(ヴィエーナ)
ジュネーヴ : Geneva(ジュニーヴァ)
プラハ : Prague(プラグ)
ウクライナ : Ukraine(ユークレイン)
などがあります。
日本語はどちらかというと、現地の言葉の読みに近い感じですね。
インターネット上の検索数だと英語の「アントワープ」の方が多いですが、自分はこの街のことをもともと「アントウェルペン」で覚えていました。
※高校の地理の授業で習いました
2012年に初めて訪れたのですが、アートの街らしく古い町並みと近代的な建物やオブジェが入り混じったとても素敵な街でした。
アントウェルペンにはフランダースの犬で有名な教会がありますが、人と違うPARは教会を見に行ったわけではありません。もちろん、ダイヤの買い付けに行ったわけでもありません。
ではなぜ行ったのか?
それは、
「アントウェルペン」という言葉の響きが好きだったから。
今勉強しているオランダ語を初めて意識させられたのがベルギーでした。
ベルギーは殆どフランス語圏だと思っていたPARが、初めてブリュッセルにを訪れた時、標識や駅の表示が、フランス語とオランダ語で書かれていてちょっと衝撃を受けました。
ベルギーは、南部はフランス語、北部はオランダ語が主な言語になっているので、南部でオランダ語は話さない方がいいし、逆に北部でフランス語は話さない方がいいと言われています。
アントウェルペンはオランダ語圏なので、フランス語は控えなければなりません。
その当時はオランダ語は全く話せず、スターバックスで注文をする際やむを得ず英語で注文をしてしまい、とても悔しい思いをしました。
今度来るときは必ずオランダ語で話しかける!
とその時心に誓い、それ以来、細く長くではありますがオランダ語を勉強しています。
外国語を学びたいと思っても、
・そもそも必要性がない。
・勉強を続けるモチベーションが上がらない。
等の理由で、なかなか始めるきっかけをつかめない方も多いと思います。
・・・ですが。
旅の中で経験した悔しい思い、というのは、外国語を学ぶ大きなきっかけになると思います。
もっと外国語ができれば、もっと旅行に行けるのに。
もっと外国語ができれば、もうちょっとだけ安く値切ることができたのに。
もっと外国語ができれば、詐欺的な現地ツアーに引っかからずに済んだのに。
もっと外国語ができれば、気になるあの人に、自分の想いを伝えることができるのに。
もっと外国語ができれば、お湯が出なくて冷たいシャワーで我慢をせずに済んだのに。
もっと外国語ができれば、現地の人の優しさに対して、もっと気持ちのこもった言葉で感謝の気持ちを伝えることができたのに。
そんな思いをしたことはありませんか?
自分の場合は、このアントウェルペンでのちょっとした挫折が、オランダ語を学ぶきっかけになりました。
そして将来、アントウェルペンまたはオランダ語圏のどこかに、自社の支店を立ち上げたいと思い、そのために色々頑張ろう!と思うようにまでなりました。
次の旅が、外国語を学ぶきっかけになる旅になるかもしれません。
そしてその旅が、あなたの人生をガラリと変えるかもしれません。
なんとなく現状にモヤモヤしている皆さん、ちょっと現状を忘れて、旅(もちろん海外!)に出てみませんか?
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